「ビール」のお話し

中秋の名月の日(2020年10月1日)、酒税率の変更があってお酒の価格が変更になりました。私の好きなビールも価格が上がったものと下がったものが出てきました。
何故、ビールの中でも違いがでてくるのかを、今回はお話いたしますね。

私達が「ビール」と呼んでいる飲み物は、

(1)【ビール】
・麦芽比率50%以上
・使用できる原料が限られる
原材料:麦芽・ホップ・水
副原料:麦・米・とうもろこし、果実、香味料等
・副原料が麦芽の重量の5%以内
(2)【発泡酒】
・麦芽比率50%未満
もしくは
・副原料としてビールに使用できない素材の使用又は比率以上の使用
(3)【新ジャンル】
・麦芽や麦以外(例えば大豆等)を使用して作られている
・麦由来のスピリッツで製造されている

と日本では3つに分けられています。

2020年9月末までの酒税率は『ビール>発泡酒>新ジャンルビール』となっており、市場占有率の高い新ジャンルビールの酒税率が上がるので「ビールの値段が上がる!」と注目されました。実は2020年10月からは、ビー ルと発泡酒で麦芽比率の高いものは、酒税率が下がっています。昔からあるビールが好きな方には値下げ感があるかもしれませんね。

今回はお酒の税率の改正の2026年10月1日に向けての経過措置で、将来的にビール系の酒税は一本になります。

この記事を書きながら「新ジャンルビールなんて、ビールちゃうやん!」と思いましたが、酒造メーカーが、お客さんに少しでも安くビールを楽しんでもらおうと研究し工夫し作りだしたアイデイア満載のお酒なんですよね。より一層味わって飲まねば。
では、また、Bar Mでお会いいたしましょう。

※参考資料:国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/kaisei/mokuji.htm
※写真のバドワイザーは、(1)のビールのカテゴリーです。ご参考まで。

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Bar M

阪急武庫之荘駅南側にある隠れ家的Shot Bar 時間を忘れてお好きなお酒と音楽をお楽しみください

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