「ウイスキー」のお話し
Barに行くと、バックバーに沢山のお酒が並んでいて、眺めてだけで楽しくなりますね。
Bar Mのバックバーは、ウイスキーが一番多く並んでいますので、ウイスキーの話を少し致しましょう。
以前、お酒は三種に分かれますと書きましたが、ウイスキーは「蒸留酒」に含まれます。世界的な統一された定義はありませんが、簡単に言うと、発芽した穀類(麦、大麦、トウモロコシ等)を発酵させて作られたアルコール類を蒸留し、その原液に水等を加えて作られたお酒です。かなり、広範囲なお酒をウイスキーと呼んでいいみたいですね。(尚、ラム酒、ジン、ウオッカはウイスキーとは別カテゴリーです。また、焼酎は発芽前の穀類の使用が原則なので、こちらもウイスキーには入りません。)
では、沢山あるウイスキーの種類はどのくらいあるのでしょう?
分類の方法は二つあります。
(1)原材料による分類
①モルト・ウイスキー:大麦麦芽(malt)のみで作られたウイスキー。(一つの蒸留所で作られたモルトウイスキーのみで作られたウイスキーを「シングンモルト」と呼びます。異なるシングルモルトウイスキーをブレントしたものを「ピュアモルト」と呼ぶこともあります。)
②グレーン・ウイスキー:トウモロコシ、小麦、ライ麦等の穀類(grain)に大麦麦芽を加えて作られたウイスキー。
③ブレンデッド・ウイスキー:①と②を混合して調整したウイスキー。
④その他:ライ・ウイスキー(主原料がライ麦)、コーン・ウイスキー(主原料がトウモロコシ)等
(2)産地による分類
①スコッチ・ウイスキー:英国スコットランド
②アイリッシュ・ウイスキー:アイルランド共和国、英国北アイルランド
③アメリカン・ウイスキー:アメリカ合衆国内
④カナディアン・ウイスキー:カナダ
⑤ジャパニーズ・ウイスキー:日本
が代表的なウイスキーの産地です。
ウイスキーは原材料や産地によってかなり特徴的な風味を持っています。また、飲み方のバリエーションも豊富です。
機会があれば、色々とトライしてお楽しみください。
では、Bar Mでお会いしましょう。
※ウイスキーに付いては、詳しく書かれた書籍が沢山出版されています。より深くお知りになりたい方は、是非一冊、お読みになる事をオススメします。Barの楽しみ方が広がりますよ。
#ウイスキー #ショットバー #バー #bar #barm #武庫之荘 #モルト #モルトウイスキー #シングルモルト
0コメント